- おそうじ会
第1回 5月11日(日) 総会・天地仁
第2回 7月6日(日) 合体・玄・ブロンズ像
第3回 9月7日(日) 玄・ブロンズ像・阿吽
第4回 10月26日(日) 天地仁
第5回 12月14日(日) 玄・ブロンズ像・阿吽
第6回 2月22日(日) 天地仁
- 重点事業
美術館・二の丸茶室などの施設連携、街なかとの回遊性増進による中心市街地活性化
--- 現代アートを活かした中心市街地活性化事業 ---
- 概要
近年、各地で美術館を観光資源として活かした街の活性化が推進されています。
昨年度の「二の丸美術館&街なか 現代美術企画展 提言書」を具体化する事業として、二の丸美術館企画展とタイアップすると同時に現代アートを活かした、街なかと美術館・茶室など(掛川城周辺の文化・歴史的施設を含む)の流れを高め、街なかの活性化を図る事業を企画しました。
現代アートを媒介にして、二の丸茶室などと二の丸美術館を関連づけ、お互いの施設の魅力を相乗的に高め集客力向上を図るとともに、二の丸美術館の企画展に駅通りの商店街等がタイアップすることにより、街なかと美術館・茶室などの流れをつくり、街なかの活性化に役立てました。
- 事業内容
- 現代アート作家によるトークイベントの開催
現代アートを活かした中心市街地活性化のために、現代アートの楽しみ方もさることながら、先進各地の成功事例や、当市における市街地活性化のための現代アート活用戦略もあわせ、訪れた人に全体像が理解されるよう、現代アートプロデューサー山口裕美さんと作家中村ケンゴさんを招いて、トークイベントを開催しました。
あわせて、21世紀の楽器・現代アートな楽器とも言うべきYAMAHA「テノリオン」を掛川市出身のテノリオン開発チーム員・杉井清久氏に紹介していただきました。
平成20年11月8日午後6時から二の丸美術館にて
「霜月の宵、二の丸美術館でトークショー-和魂洋才:掛川から世界へ発信する伝統とポップカルチャー- 」参加者56人
これにより、幅広い層に全体の企図の共有化を図りました。
- 二の丸茶室などと二の丸美術館の関連づけ
- 現代美術作家中村ケンゴ氏の棗「スピーチバルーン イン ザ ヒノマル」を製作してもらいました。これは、アクリル職人俵藤ヒデト氏が、日本の工芸技術の粋を駆使して中村氏のデザインを棗に表現したものです。
この作品については二の丸美術館に寄託し、将来にわたる掛川市の貴重な地域資源を増進することに寄与できました。
- そして、これらの道具などを用いて、茶会などの催事を開きました。
平成20年2月7日~8日 夜の美術館と現代アート茶会 -夜咄編-
茶会は、開催時期などを限定し、クオリティの高さを強調した方法を工夫しました。
- 美術館とも協働し「夜の美術館」を同時開館し、希少価値のある催事とすることができました。(茶会参加者55人(茶券購入者と招待客)、夜の美術館参加者59(89?)人
- 上記三つの事業により、美術館=現代アート茶道具等=二の丸茶室等施設群という連関を創出し、茶室と美術館の相乗効果により集客力を高める試みに一定の成果を得ることができました。
- 街なか&美術館アートコラボ大作戦
- 昨年制作し加盟各商店に配置した、共通デザインの二の丸美術館企画展紹介板に、一年間に渡り、二の丸美術館企画展にあわせ、美術館館長に内容を更新していただきました。
- 協力店では、二の丸美術館招待券や割引券をお客様へのサービスとして配布していただきました。
- 協力店と美術館を含む文化施設・街なかアートを記載したマップを作成し、美術館や協力店で配布するとともに、スタンプラリーを実施し、抽選により賞品を贈呈しました。
以上3つの事業により、二の丸美術館企画展のイベント性を高めると同時に、タイアップする各商店への回遊性及び掛川駅からの誘客性、まちぐるみの取り組みを高める仕掛けとしました。 賞品は、アーティストTシャツ「中村ケンゴTシャツ」各回3名×5回
名店会お買い物券(\2,000)各回5名×5回
おかみさん会お買い物券(\2,000)各回2名×5回
美術鑑賞(ファイルと図録)各回5名×5回
※なお、これらの事業については、アートプロデューサー・山口裕美氏に企画制作を委託して行いました。
- その他
正会員による美術研究会を開催しました。(各おそうじ会の事前に、不定期開催)