- おそうじ会
第1回 4月25日(日) 総会及び天地仁
第2回 6月13日(日) 玄、合体、ブロンズ像、阿吽
第3回 8月29日(日) 天地仁
第4回 10月17日(日) 玄、合体、ブロンズ像、阿吽
第5回 12月19日(日) 天地仁
第6回 2月27日(日) 玄、合体、ブロンズ像、阿吽
- 重点事業
美術館・二の丸茶室などの施設連携、街なかとの回遊性増進による中心市街地活性化
---現代アートを活かした中心市街地活性化事業---
- 概要
近年、各地で美術館を観光資源として活かした街の活性化が推進されています。
山口裕美さんによる「二の丸美術館&街なか現代美術企画展提言書」を具体化する事業として、二の丸美術館企画展とタイアップすると同時に現代アートを活かした、街なかと美術館・茶室など(掛川城周辺の文化・歴史的施設を含む)の流れを高め、街なかの活性化を図る事業を企画しました。
現代アートを媒介にして、二の丸茶室などと二の丸美術館を関連づけ、お互いの施設の魅力を相乗的に高め集客力向上を図るとともに、二の丸美術館の企画展に駅通りの商店街等がタイアップすることにより、街なかと美術館・茶室などの流れをつくり、街なかの活性化に役立てました。
- 事業内容
- 現代アート作家によるトークイベントの開催
現代アートを活かした中心市街地活性化のために、現代アートの楽しみ方もさることながら、先進各地の成功事例や、当市における市街地活性化のための現代アート活用戦略もあわせ、訪れた人に全体像が理解されるよう、現代アートプロデューサー山口裕美さんと作家東泉一郎さん、坂本美雨さんを招いて、トークイベントを開催しました。
平成22年11月6日午後6時から二の丸美術館にて
「霜月の宵、二の丸美術館でトークショー-方円可視:掛川から世界へ発信する伝統とポップカルチャー-」参加者約48人(有料入場者)
これにより、幅広い層に全体の企図の共有化を図りました。
- 二の丸茶室などと二の丸美術館の関連づけ
- 現代美術作家東泉一郎氏に茶杓『炎』『風』(茶杓の袋・手編みケース竹村旬子)を制作してもらいました。
この作品については二の丸美術館に寄託し、将来にわたる掛川市の貴重な地域資源を増進することに寄与できました。
- そして、これらの道具などを用いて、茶会などの催事を開きました。
平成23年2月4日~6日夜の美術館と現代アート茶会-夜咄編-
茶会は、開催時期などを限定し、クオリティの高さを強調した方法を工夫しました。
- 美術館とも協働し「夜の美術館」を同時開館し、希少価値のある催事とすることができました。(茶会参加者98人(茶券購入者と招待客)、夜の美術館参加者(有料)72人上記三つの事業により、美術館=現代アート茶道具等=二の丸茶室等施設群という連関を創出し、茶室と美術館の相乗効果により集客力を高める試みに一定の成果を得ることができました。
- 街なか&美術館アートコラボ大作戦
- 昨年制作し加盟各商店に配置した、共通デザインの二の丸美術館企画展紹介板に、一年間に渡り、二の丸美術館企画展にあわせ、美術館館長に内容を更新していただきました。
- 協力店では、二の丸美術館招待券や割引券をお客様へのサービスとして配布していただきました。
- 協力店と美術館を含む文化施設・街なかアートを記載したマップを作成し、美術館や協力店で配布するとともに、スタンプラリーを実施し、抽選により賞品を贈呈しました
以上3つの事業により、二の丸美術館企画展のイベント性を高めると同時に、タイアップする各商店への回遊性及び掛川駅からの誘客性、まちぐるみの取り組みを高める仕掛けとしました。
- 参加店の奨励のために、期間を上下2回に分けて、スタンプの多い店舗1位に¥5,000、2位に¥3,000を。また、招待券の回収率の高い店舗にも同様の奨励賞を設けました。
- 参加のお客様に対しても「お得意様賞」として、参加回数の多い順から1位2位に別途賞を贈ることにしました
- 賞品は、アーティストTシャツ「東泉一郎Tシャツ」各回3名×5回
名店会お買い物券(¥2,000)各回3名×5回
おかみさん会お買い物券(¥2,000)各回2名×5回
美術鑑賞(ファイルと図録)各回5名×5回
参加店舗賞各回数店舗×5回
※なお、これらの事業については、アートプロデューサー・山口裕美さんに企画制作を委託して行いました。
- NPO法人化
今後の事業展開を考え特定非営利法人化をしました。
7月11日設立総会開催、法人化を議決
12月17日県知事認証
12月24日法務局に法人登記
- その他
・正会員による美術研究会を開催しました。(各おそうじ会時に、二の丸美術館鑑賞会開催)